2020年回顧と展望

論壇:        2020年回顧と展望      12/27/2020

コロナ禍で始った2020年はさらなるコロナの脅威の中で暮れようとしています。多くの教会が礼拝や祈祷会を取りやめ、リモート礼拝だけになった教会もある中で欠かさず礼拝を守ることができたことを感謝します。しかしイースター祝会もクリスマス祝会も今年は開くことができませんでした。毎年キャンドル礼拝第2部として行ってきた食事と交わりの会も中止になりました。しかし教会学校のクリスマス礼拝には計39名、クリスマス礼拝には59名、キャンドル礼拝には32名の参加があり感謝でした。

大会関係では6月と10月の定期会が中止、会議の内容は配布された議案書に対し賛否をメールで送るという方法が取られました。東部中会4月の定期会は人数を制限して上福岡教会で行われましたが、普段は一泊二日で行う議事を半日で終了させるというスピードでした。11月の定期会も東京恩寵教会で、3時間で終了しました。

東部中会の教師会と神奈川教師会はどちらもリモートで数回行われました。残念だったのは私が企画した神奈川ペンテコステ祭、7月の神奈川信徒一泊修養会がキャンセルになったことです。また私が講師として呼ばれていた西部中会信徒修養会もなくなりました。来年開けるかどうかまだ不明です。

コロナ禍に巻き込まれた教会もありました。私が知る限りでは、牧師が陽性になり、一時的に閉鎖もしくは部分閉鎖になった教会が改革派教会の中で2件ありました。「岩の上に立てた家」にも自然災害は襲いかかってくるのです(マタイ8章)。私たちは三密を避け、消毒とマスクと換気に最大の注意を払っていますが、寒い今の時期、決して心を緩めず、換気を心掛けましょう。

礼拝出席人数はさすがに昨年比約15%減ほどになりそうですが、リモート礼拝のおかげで、私たちの知らない方々が(50数名の登録があるようです)礼拝をご覧になっています。今後は祈祷会をリモートでできないかと考えています。水曜日の祈祷会はそのままで、たとえば月1回、夜8時頃から行うことはできないでしょうか。

教会会計では過去20数年間の借金はすべて返すことができました。今年の会計では皆さんの献身によって予算がおおむね満たされたことを感謝します。イースターもクリスマスも外部への宣伝を行いませんでしたので、伝道費は20万円近く未消費で終わりました。決算の最終結果を待って、有効に使用したいものです。

pagetop