マレーシア便り、1

21日早朝にKL(クアラルンプール)に到着してから、早いものでもう一週間になります。23日の礼拝はKLJCF(KL日本クリスチャン・フェローシップ)で説教奉仕しました。この教会は30年近い歴史を持つ集会で、在KLの日本人駐在員、引退後の余生をこちらで送っておられる方などのクリスチャンで構成されています。23日の礼拝は子供5名を含めて20数名でした。
礼拝はPETALING JAYA GOSPEL HALLという地元の大きな教会(中国系マレー人)の会堂の別館(教育館)を借りて、毎週日曜日午後4時から行われます。会場費はいくら?と聞きましたが、そのような概念はなく、献金をしているということでした。
本館は施錠してあったので、建物の外から見回したのですが、十字架が見当たりませんでした。マレーシアはイスラム国で、イスラム教徒に伝道して改宗させることは禁じられていますので、十字架を屋根に掲げることを遠慮しているようです。KLJCFの会員に聞きましたら、古い大きなカトリック教会では見たことがあるが、市内では十字架をあまり見たことがないとのことでした。
圭子さんは猫の世話のため一週間しか滞在できないので、月曜日から二泊三日のツアーを新井さんが手配してくれました。KLに三つある空港の一つスバン空港からマレー半島東岸のトレンガヌ空港まで1時間、車で40分で桟橋、ジェットボートで40分揺られて着いたのはレダン島。着いたのはターラス・ホテルという高級リゾートでした。白い砂浜、青い空、緑の椰子という絵に描いたようなリゾートで10年分遊んできました。尤も二日目はくらげの大発生で(1㎡に十数匹)、手足と顔を刺され、ひりひりして痛むので海は断念。ひたすら砂浜で寝そべっていました。夜は大雨でしたが、夕食中に雷が20数回海に落ちる大自然の稲光ショーを堪能しました。昼は猿とリスと大こうもり、50センチほどのとかげという環境でした。
今週からは日曜日の奉仕と、週に2回の家庭集会というスケジュールです。新井家はクリスマスに来日される予定で、この時に勇人君の信仰告白をと依頼されましたので、準備会もする予定です。お祈りください。牧師館は22階建てのコンドミニアムの9階で3LDKです。近隣は住宅街・商店街で、数え切れないほどのレストランがあり、大変便利な環境です。

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