第74回定期大会報告

論壇:         第74回定期大会報告      11/3/2019

先週火~木曜日、大阪YMCAで上記の会議が行われ、札幌から沖縄まで教師・長老・執事など計230名ほどが出席しました。来賓はCRC(北米キリスト改革派教会)、大韓イエス教長老教会(高神派)総会議長、南アフリカ改革派教会、日本長老教会議長、日本キリスト教会議長、オランダ改革派教会解放派代表でした。

詳細はこれから送付されてきます報告をご覧いただきますが、概略を速報します。選挙では、議長は任期中で川杉安美教師(草加松原伝道所)が継続。常任書記長には勝田台教会の坂井孝宏教師が選出されました。同教師は来年4月に湘南恩寵教会に転任されます。

議事では、6中会の1年間の活動報告、26の委員会報告、神戸改革派神学校報告を聞いて質疑応答の後承認しました。今年は会計年度が8月~7月に変更される最初の会議で少し混乱もありました。また20の提案を審議しました。政治規準改正などの事務事項に関するもの、会計処理に関するもの以外では、「平和の宣言」を出すことについて、「即位礼正殿の儀」への抗議文採択、カンボジアでボランティアとして教育と伝道活動する小野田牧恵さんの働きを準宣教師活動と認めて、年間60万円を援助することなどが決まりました。また雀のお宿キリスト教会館の新築第一期工事を始めることになりました。

またこれからの大会運営については、第1回定期会が10月、第2回定期会が6月の役員修養会の中で行われます。来年の役員修養会は6月9-11日(中部)、大会は10月20-22日(大阪YMCA)です。

予算案については大会メディア伝道の総予算5438万円(内CRCから5000万円)、神戸改革派神学校の総予算7160万円、教師共済会総事業予算7026万円が承認されました。昨年の大会財務負担金に関して横浜中央教会は724,713円を献金しました。今年もほぼ同額となります。教師共済会の負担金は、私が共済会を終了しましたので83,000円ほど安くなる見込みです。

全体を見ての感想ですが、高齢化と教勢の右肩下がりが大会全体の勢いを消極的にさせていますが、2022年に神戸改革派神学校を卒業する神学生が7名いることが報告されましたので、少し希望が出てきました。

今大会では下記の書籍を教会図書に購入しました。『改革派神学45号』『宣教と社会』『キリスト教の始まり』(吉田隆著)。また「長丘教会50周年記念誌」「那加教会70周年記念誌」「全国学生会修養会報告号2019年」「サマーデイズ報告号2019年」「DVD名古屋岩の上教会の政治的ディアコニア3年半の歩み」「東北中会2019年定期会記録」をいただきました。一階ロビーにおいておきますのでご覧ください。

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