第73回定期大会報告

論壇:       第73回定期大会報告       10/14/2018

先週横浜で開催された第73回定期大会に、牧師と新井長老、中條長老が出席しました。北海道から沖縄まで132ある教会・伝道所から、教師、長老、執事、宣教師など約230名が出席しました。内容の報告は「略報」が届く予定ですので、ここでは重要項目を簡単に速報します。

新大会議長は川杉安美教師(草加松原伝道所)が選出されました(常任書記長は任期中)。会議は開会礼拝、聖餐式の後、点呼、議長選挙、昨年1年間の諸活動報告(議長、常任書記長、6つの中会、23の委員会、神戸改革派神学校)、11の提案、4つの予算案を議決しました。今年は特に目新しい提案はありませんでしたが、〔「天皇『代替わり』の諸行事に関して、政教分離と国民主権の原則を厳守するよう求める声明”を出す」ことの提案〕という重要な問題が議論され可決されました。

配布されたたくさんの印刷物を、皆様の週報ボックスに入れました。時間をかけてお読みください。また出版物『メディアみらい』『東松島における中部中会ディアコニアの報告』「宇都宮教会献堂式」「サマーデイズ2018報告号」が配布されました。教会図書にあります。また購入図書は『改革派神学第44号』『土佐改革派神学』『キリスト者への問いーあなたは天皇を誰と言うか』です。お読みください。

二日目の議事で、来年10月までに70歳を迎える教師が挨拶するようにと要請がありました。片岡正雄(坂戸)、三野孝一(東京恩寵)、高本博純(無任所)の諸教師、そして私が議場で挨拶させられました。来年の大会は10月29-31日(大阪YMCA)ですから、私はこの日までに引退していれば出席の義務はありません。しかしどうなるでしょうか。

神戸改革派神学校では、修業年限が3年3カ月から4年制に変更されました。報告によれば来年と2020年は改革派教会出身の卒業生はありません。2021年の卒業生は一人だけで、2022年3月の卒業生は4名です。もちろん今後、編入生が与えられる可能性はあります。しかし改革派神学研修所の在校生は一人もいませんから、新卒の中からわが教会の後継者を探すのはほとんど不可能です。結局現役の教師を引っこ抜いてくるしかありません。私は7人ほどの教師にこっそり声をかけましたが、どなたも首を横に振っていました。

横浜教会は4年間の無牧時代を経験されました。湘南恩寵教会の無牧

期間はもう2年を超えました。今の時代はそれほど牧師の数が少ないのです。私たちの後任探しも楽な仕事ではありません。

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