横浜中央教会40周年に向かって     

論壇:     横浜中央教会40周年に向かって     9/23/2018

本日午後から明日の午前まで、一泊修養会が開かれます。参加できない方々もおられますので、私の講演のレジュメをこのコーナーでお知らせします。

1、横浜中央教会はどのような教会形成を意図してきたか。

・改革派信仰(神中心)の理想を追求し続ける教会:広義の福音派陣営の中で改革派であることを強調。社会派、ヒューマニズムに流れない。

「世も世にあるものも、愛してはいけない」(Ⅰヨハネの手紙2:15)を前提とするが「私は既に世に勝っている」(ヨハネ16:33)と言われたキリストの支配が、全世界に及ぶことを確信して、与えられた賜物を生かして、世の改革のために働く。

(福音派ではなく改革派:聖書霊感説は、無誤性ではなく無謬性)

・教会の健康な成長は、教会役員教育を要とした大人の教会学校(壮年会、婦人会、青年会など)の充実にある。そこで中心的に学ばねばならない事柄は、キリスト教と聖書を正しく理解すること。そのために、ウェストミンスター信仰基準などの教理教育を重視する。

・教会政治は長老主義:「監督制、会衆制は…人間的見地よりすれば各々長所を具ふるといえども、教理の純正と教会の聖潔とを守るには長老制に如かず」(創立宣言)。そのためには長老主義教会政治について熟知する教育が必要。長老への尊敬と長老自身の自覚。

・伝道に熱心:伝道ツールの開発には取り組んだが、会員一人一人に、伝道のスピリットを伝えたか? HP、近代道具の活用は?

・旧・新約聖書全体の講解説教を:新約聖書に片寄らない説教を心掛けた。しかし朝礼拝だけでは限界。もっと旧約聖書の説教を。

・ハード面での充実:横浜西口教会時代は「都市型伝道」だから賃貸会場で善しとしてきたが、早い段階で自前の会堂建築に献身。

2、これからの教会形成

・ポスト立石:改革派全体の指導者層となれる広い視野を持つ人物を。

立石引退後しばらくは、CSカリキュラム作りはCS教師の責任。

・ポスト中條、宮澤:小会メンバーの自覚と増員。この世(仕事)との折り合いをつける覚悟。青年教育(将来は献身者を輩出できるように)。

・ハード面は一応終了:会堂の用い方へのアイディアを募集。会堂管理の問題点をすべての会員が熟知する(メンテナンス、防犯・・)

教会員が教会生活のソフト面へ関心を向ける。教育カリキュラム。

・大・中会への関心を増やす。負担金増に備える。

・伝道のマンネリを越えるアイディアを。

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