大会役員修養会

論壇:      大会役員修養会報告       6/17/2018

先週火~木曜日、上記の会議に出席しました。北海道から沖縄まで約180名の教師、長老、執事が集まりました。今年は1名の女性教師、数名の女性長老・女性執事の参加が目立っていました。

開会礼拝、2回の早天礼拝と12のセッションがありました。メインテーマは「70周年以後の課題検討」で、主な内容は、「これからのわが教会の歩む道」、「女性役員の恵みと課題」、「天皇代替わり問題に対する教会の対応」、「平和に関する宣言形成に向けてーベルハー信仰告白(注)に学ぶ」、「海外宣教の新しいあり方、在外日本人への伝道」。また世相に引きずられて「教会におけるセクハラ、パワハラ、教会役員の倫理責任」などという講演もありました。

また今まで神戸改革派神学校、共済会、大会と、決算期がバラバラだったのを、大会全体の会計を統一することになり、今後3年かけて作業が進められますので、その習熟のために研修を受けました。今後の大会の会計年度は8月~7月となります。

大会全体は高齢化と伝道不振により低調で、教勢も経済状況も右肩下がりです。そのような中で知恵を絞って大会を運営していかねばなりません。改革派教会は毎年1億9千万円の経費がかかっています(神学校=6500、教師共済会=7500、一般会計=5000)。来年度の負担金はとりあえず150万円減額になりました。これは一人当たり年額300円です。

私は若い牧師たちに声をかけ、2~3年後くらいに転任できそうな教師について感触を得ようとしました。すると有能な教師に対しては、招致のための争奪戦が水面下で行われているらしいとのうわさも聞きこみました。神学校の入学式や卒業式には私自身が出席して在校生の状況を把握し、顔を売ってこなければならないそうです。しんどい時代ですね・・・。

横浜中央教会では来週の会員懇談会で、30周年記念事業の確認作業として、7月8日の感謝会の持ち方などについて確認します。それに加えて、役員修養会でのできごとについて、文字にできない点を、もう少し詳しくお話しする予定です。

また下記の本、資料を購入してきましたので、教会図書でお読みください。『教会と国家』のパンフレット・バックナンバー10、15、16、19、21、22、27(各200円)、『キリスト者の世界観』、『現代世界における改革派信仰』、『教会学校教案誌68、69、70号』です。なお様々なニュース、アピール文が配布されました。これらは掲示板でご覧ください。

(注)ベルハー信仰告白:南アフリカ改革派教会の母教会オランダ改革派教会が、アパルトヘイトを悔い改めて発表した信仰告白文。

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