大中会献金

論壇         大中会献金        4/25/2021

本日は日本キリスト改革派教会、東部中会、西部中会の75周年記念日礼拝です。大会は二つ以上の中会によって構成されます。日本基督改革派教会創立大会は敗戦翌年の1946年4月28日に開催されました。今年はこの日から75年目です。コロナ禍によって記念の信徒修養会が中止になってしまいましたが、当教会では本日これを覚えて、創立宣言を解説した説教を行います。

さて以前から「大中会献金」について解説をするようにと、執事会から依頼されていましたので、大会や中会を覚えるこの機会に、私たちの外部への献金、大中会献金について改めて解説します。

昨年の横浜中央教会の一般会計では、総収入額1151万円の内、約154万円(全体の13%)を大会と中会の負担金及び対外諸費として支出しました(月末主日献金含めず)。これらの主な項目は大会・中会の会議費、委員会活動費、伝道費、神学校費用、教師共済会(引退教師の年金など)、弱小教会への援助などです。

154万円を現住陪餐会員45名で割ると単純計算では一人当たり年間34,222円(月額2850円)ですが、実際には長期欠席者や献金困難な方がおられますので、不足金の36万円ほどは一般会計から補填しています。一人当たり月間約3,000円を皆さんが目標にしていただけると必要金額が満たされます。

横浜中央教会は東部中会から多くの援助金や借入金をいただいて会堂建築をしてきました。昨年で借入金に対する返済はすべて終わりましたが、この教会があるのは大会、中会の多くの祈りと援助によって成り立っているのです。

日本では普通サイズの教会の財政は3等分できるのが健全な姿だと言われてきました。牧師の人件費、教会内部支出(伝道費、光熱費など)、教会外部への献金、以上の3つが均等に支出されるのです。韓国の大きな教会を見ますと複数の人件費(教職関係、事務員)20%、教会内活動費30%、教会外活動費(海外への宣教師派遣と国内の慈善活動)50%などという教会が普通に存在します。

横浜中央教会の財政は3等分という理想像にはほど遠いのですが、「受けるよりは与える方が幸いである」を目指しましょう。

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