マレーシア便り、4

最後のマレーシア頼りです。20日の礼拝は年に1回のチャペルコンサートで、特別伝道集会を兼ねていました。会員の一人がラーマン大学合唱団の指揮者で、ご自身も歌唱のリサイタルを毎年開かれているマレーシア日本人会では有名な男性です。この方が合唱団を39名率いて来られ、上下黒のスーツで蝶ネクタイの男子学生、黒のロングスカートに白のブラウスという女子学生の混声合唱団でした(男女比はほぼ同数)。

この日の礼拝出席者は子供5人を含めて73名でした。2ヶ月以上前からチラシが配布されていて、新来会者は日本人、マレーシア人その他10名ほどだったようです。通常1時間の礼拝が日英バイリンガルで行われますから2時間かかりました。説教はコー牧師が英語でされ、新井実君の通訳です(印刷された説教を朗読)。私は祈りを英日バイリンガルで行いました。

聖書朗読や説教の合間合間に、39人の合唱団がそのつど講壇に上がり降りする、マレーシアらしいのんびりしたプログラムでした。合唱団の女性の一人が信仰の証しをされました。39人の合唱団の内6人がクリスチャンということで、指揮者から紹介されました。

礼拝が終わると愛餐会で、日本人会員が相当力を入れて用意された日本食を持ち込んでこられました。鮭の手巻き寿司、うなぎちらしご飯、春巻き、おはぎ、鶏の丸焼き数羽、ゼリー、日本風デザート数種類などなど、涙の出るような日本食デーでした。これが目的で来た方も多かったようです。ラーマン大学の学生たちがぺろりとたいらげても余りが出て、私は二

日分の残り物を堪能しました。

KLJCFには著名人や有能な方がたくさんおられます。夜の男子会に私が招かれた時、黒の制服姿のインド人運転手がベンツで私を迎えに来られました。これは現地の銀行の相談役をしておられる方のお抱え運転手ということですが、その日からコンドミニアムのガードマン(4名以上による24時間警備)は、私を「サー」と呼ぶようになりました(日ごろ私は半ズボンにサンダル履で出入り)。

10日には菅野一家と中條佐知子さんが来られ、11日にはご一緒に市内観光を楽しみました。私は16日から18日まで二泊三日でカンボジアへ行き、アンコールワットを観光しました。飛行機運賃が往復で7500円ほどなので、ぜひこの機会に行くようにとの実君のお勧めでした。ホテル代は一泊朝食付き23us$(!)でした。

22日には帰国しますので、楽しみにお待ちください。23日の祈祷会から、通常通りのスケジュールです。

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